信用情報機関に事故情報が登録されます(ブラックリスト)ので、およそ5〜7年間は、新たな借入ができない等の制限があります。ただし借入できなくなるだけで、現金で生活していく場合には、生活にまったく支障はありません。
本籍地の市役所に通知されますが、戸籍や免許証には記載されません。
裁判所から書類の送達場所に気を付けていれば、家族や会社の人には知られません。また、官報に掲載されますが、一般の人に知られることはほとんどありません。ただし、家族に事情をお話しして、ご家族のご理解とご協力していただければ精神的にも楽になり、問題の抜本的解決につながることにもなります。
生活に必要なもの、例えば、本人の衣服、寝具、家具などは売却されません。また、給料の4分の3、年金、生活保護給付などは本人の手もとに残りますので、普通の生活はできます。また、破産手続開始決定後に取得した財産は、自由に使うことができます。